北欧デザイン展で椅子を見てテンションが上がる日

design_scandinavian インテリアデザイン

以前からチェックしていた北欧デザイン展が開催期間に入ったので、観てきました!

平日の15時過ぎでしたが、20人~30人は会場内を回遊していた感じで、そこそこ混んでいましたが、

人が入らずに写真や動画を撮ることもできました。

展示されているものは全て写真撮影OK・SNSへの拡散推奨となっていたので、写真多めでお送りします!

*展示されている動画の撮影はNGでした。

開催概要

公式HPでの構成は下記のとおりです。

北欧の有機的で美しいデザインには暮らしや思想が強く影響しています。北欧では19世紀末から「美が人生を豊かにする」という考え方が浸透し、現在の北欧社会の豊かさにつながりました。
本展では、椅子研究家の織田憲嗣(のりつぐ)氏が収集、研究してきた家具や日用品をもとに会場を5つの章に分けて構成。約8,000点に及ぶ所蔵品から厳選した約300点を展示する、織田コレクションの全貌に迫る初の展覧会です。
北欧のデザイナー総勢70名以上による作品を展示し、ハンス J・ウェグナー、タピオ・ヴィルカラなど巨匠10名については特集してご紹介。また、現地で暮らす人々の日常生活の映像もご覧いただきます。北欧のデザインがもたらす力に改めて気づくことのできる展覧会です。

https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou/outline.html

まさかの個人のコレクションからのセレクト展示ということでした!

“椅子研究家”というカテゴリーがあるのもちょっと驚きでしたが、織田憲嗣氏のおかけでこんなに贅沢な展示を堪能することができるのですね。感謝しかないです。

展示の様子

家具の展示

さて、サムネイル画像にしていたアームチェアたちが会場入ってわりと序盤で迎えてくれます。

左から、ロッキングチェア/籐のアームチェア/メトロポリタンチェア/アームチェア

家具に関しては、インテリアの勉強をしていれば絶対見る人たちの名前と作品はもちろん、全然知らない北欧のデザイナーさんの家具もあり、まだまだ知らない世界があるのだワクワクしました。

アントチェア!アートも欲しくなります。

アルネ・ヤコブセンの代表作であるアントチェア!

最小限の素材から産まれた究極美と言われている椅子で、今では4本脚のものがほとんどですが当初はこの3本脚でした。

ピーコックチェアと張り包みタイプのピーコックチェア

でました、ピーコックチェア!

ハンス・J・ウェグナーの代表作。名前の通りクジャクが羽を広げたような姿がとても美しいですね。

その姿を隠す形になりつつも、品が漂う張り包みタイプの洗練されたたたずまい。

インテリアコーディネータ試験を受けることにして、インテリアデザイナーの勉強もして、

インテリアに人より興味を持っているとはいえ、まだまだにわかだと思っていましたが、

イスを見て自分のテンションがこんなに上がるようになるとは思いもしませんでした。

ザ・チェア

泣く子も黙る(かは知らないけど)ザ・チェア。こちらもハンス・J・ウェグナーの作品です。

この美しい形状になった経緯を語る本人の映像が動画で流れており、

継ぎ目やヤスリがかけられているところもじっくり見て惚れ惚れしてしまいました。

ザ・チェアはジョン・F. ケネディ氏がアメリカ大統領選のテレビ討論会で座ったことがきっかけで有名になったそうです。

腰痛を患っていたケネディ氏が、座っている姿が堂々として美しく見え、楽に座れるイスを探していたところ、ザ・チェアに出会ったとか。

1階のポップアップショップにて。

家具以外の北欧雑貨

会場には北欧の家具だけでなく、生活を彩るもの、食器類・花器・雑貨なども展示されていました。

沢山ありましたが、その中でもこちらを↓

アルヴァ・アアルトの曲線が美しいサヴォイベース。

デッサンや実際の型までも展示されています。

ベースだけで存在感があり、美しいですが、わさっと花を入れた姿も観たいですね。

北欧を感じる

北欧といえば、日照時間が短いことでも知られていますが、

その分家の中を快適に心地良く過ごしたいという想いもあって、

家具やファブリックにこだわっていったのも納得です。

今回の展示でとてもよかったのは、展示だけでなく体験スペースがあったことです。

実際に下記の椅子に座って座り心地を体験できました。

会場全体がちょっと暗めで見難いですが・・・

それだけでなく、北欧の部屋を実際に再現していて、朝~昼~夜の経過を照明で演出しており、椅子に座りながら、その場で過ごしているような疑似体験できるようになっていました。

ご紹介したものはごく一部なので、興味が湧いた方は是非会場に足を運んでみてください!

開催期間・チケット情報

会場は全て高島屋で、東京の後は関西方面へと巡回するようです。お近くで開催される際は是非足を運んでみてください!


東京開催

2023年31日(水)→21日(火・祝) @日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール

名古屋開催

2023年420日(木)→57日(日) @ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場

大阪開催

2023年89日(水)→20日(日) @大阪高島屋 7階グランドホール


チケットは、税込み価格で下記の通りです。*()内は前売り料金

一般1,000円(800円)/ 大高生800円(600円)/ 中学生以下無料

ローソンのロッピーを使って発券しました。(paypayなど支払い方法色々選択できて便利)

会場で入口にチケットのもぎり(チケットを切る)の人しかいなかったような気がするので、

行くと決めている方は、もう前売りで購入してしまうことをおススメします。

チケットに関して、詳細は下記HP内を参照ください。

北欧デザイン展|高島屋
北欧のデザイナー総勢70名以上による作品を展示し、ハンス J・ウェグナー、タピオ・ヴィルカラなど巨匠10名については特集してご紹介。北欧のデザインがもたらす力に改めて気づくことのできる展覧会を高島屋で開催。

         

      

      

     


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