自粛が緩和されましたが、私がいる部署はイベント事業なので、まだまだフル稼働ということはできません。
現在は平日週3日出社勤務ですが、平日2日間はお休みです。
家と会社が遠いので、通勤だけで疲れてしまって、通勤やっぱり無駄だなと思う反面、ずっとリモートだと週5勤務時の体力の取り戻し方がてんでわかりません。。。
さて、今回の自粛で「会社なんてなくてもいい」という意見や、「ずっとリモートで仕事ができるから通勤無駄だ」という意見などいろいろありました。
仕事内容的にリモートが難しい人はおいといて、
今回の環境の変化に適応できた会社は、都内の高い家賃のオフィスをなくす動きもあるだろうし、その数の変化によっては飲食店の変動もあるだろうし、やはり社会はちょっとずつ変わりそうです。
必要なときだけ出勤にして、アクセスのいい地方に住んで悠々と暮らすという選択を取れる人もいるようで、引っ越し先の検討に入っている人もいるようです。
でもこれは、環境の変化に適応できる会社(=社員)の話で、環境の変化についていけない会社(業務的にではなく、あくまで人が)には大変難しいことなんだなということが、自分の部署を見ていてわかりました。
業務内容より、管理体制より...個人の自己管理能力か
働きアリの法則というのがありますが、
よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
働きアリの法則
働きアリの状況より、うちの部門はだいぶ酷く、2:8という驚愕の結果でした(8割サボり)
サボリーナ達は、今は稼働していた2割が考えた企画を案件化すべく、メンバーとしてアサインされていますが、言い方を変えればフリーライド状態。
とはいえ、この人たちは実務・現場など今後の展開を考えると必要になる要員なのですが。。。
マネージメントの問題?
うちの部門はチームにわかれており、チームごとに統括マネージャーがいます。
そのマネージャーの管理責任と言ってしまえばそれまでですが(それも大いにあるが)、
新卒でもない30代~40代が、自分で頭を一切使わずに、言われるの待ちというのは、個人にもかなり問題があるように思います。
個人に必要なもの
言うまでもなく、『自己管理能力』だと思います。
この状況下で自分ができることはなにか、わからなければ(30~40代で考えてわからないわけないと思うけど)、
直属の上司に相談するとか、何かやれることはないか聞くとか、自らアクションを起こすことはいくらでもできると思います。
(ちなみに、小さな子供がいるとか、介護中とか在宅が困難になる理由がある人はいません)
家なのでどうしても8時間集中することはできないかもしれませんが(会社でも無理でしょうが)、今日はここまでやる、今週はここまでやるとか目標の立て方次第だと思います。
「成果」を求めなかったマネージャーの責任もありますが、
「成果」を示せていれば、居場所を固定する必要や逐次何をしているか報告を入れる必要もなくなっていくはずです。
身銭を切る経験をしないと実感がわかない?
私はこの期間、自分が『自己管理能力』が他の人よりある方だなと発見したのですが、
遡ると、社会人になって最初の会社を辞めて、ディスプレイの勉強をしている時は無職で、失業手当をもらって過ごした経験がありました。
家賃や生活費に消えるので、お金はほとんどないし、この先収入に繋がる仕事ができるのかもわからないし、不安で不安で仕方なく、一人自粛生活状態でした。
ただこの間も、ディスプレイのスクールに通っていたし、職業訓練もしていたし、空いている時間は図書館に行ったり、家で勉強したり、交通費がかかっても銀座や表参道、ショッピングモールのディスプレイをひたすら見て歩くなど、必死に動いていたのを覚えています。
危機感があったし、なんとかしないとという焦りもあったし、自分事だったので必死でした。
たぶん、この感覚が全然足りないのかなと思います。
「給料は減ったけど、会社がどうにかしてくれるだろう」
「大変な状況といわれても、いまいちピンとこない」
これは、実際に聞いたセリフなので、つまりはそういうことなのですね。
意見を言うには
売上に繋げれば一番ですが、そうでなくても皆が自主的に活動できていれば、「やっぱり通勤時間もったいないからリモートワーク取り入れましょう!」と、徒党を組んで言えると思います。
うちは、なにもしていなかった人達ほど、「効率化のために、在宅を!リモートワークを!!」と訴えていて、もはや絶望感しかありません(その効率化して得た時間で何してたんだ。。。)
当たり前の話ですが、会社を勝たせる努力をしない者に与えられる自由や権利などないのが、サラリーマンです。
1人でコツコツ準備
自分の会社の醜態を晒しただけの回になりましたが...適応できる能力とは、自己管理能力を持って、次に備える策を持っている者だけだと思います。
ということで、いつかに備えてリモートでできる準備は一人でコツコツ進めておこうと思います。
愛犬も年を取っていくわけで、いつ介護になるかわかりません。職を変える必要も出てくるかもしれないし。環境を整えれば、よりデジタルの作業が捗ることは間違いないでしょう。
お財布の問題もあるので、なかなかすぐにフル装備とはいきませんが、最後に自粛期間中に買い足したものだけちょっとご紹介しときます。
Bluetooth ヘッドセット 5.0 RACE
私の声は小さくてこもりやすいので、マイクが口元にくるものの方が安心なのでこれにしました。ファミレスでもリモート会議に参加しましたが、特に問題なく使えています。
調節可能 ノートパソコン スタンド 縦置き
手帳やノートを使う際に、机を広く使いたくて購入しました。ノートPCも複数台置け、スマホを置く人もいるそうです。いずれモニターと繋ぐ際も活躍する予定です。
ソニック 立つペンケース
これは自粛期間前に買ったのですが、気に入っているのでご紹介。私はボールペン、フリクション、カラーペンなど色々使うので、その時々で該当のものを選んで出すのがめんどうで、立ててそのまま使えるこちらを購入しました。快適です。