コロナ自粛が6月から段階的に解除ということになり、ちょっと今更な話ですが。
家で過ごす時間が増えて、今家に在るものを見直す時間が増えたのではないかと思います。
整理整頓を大々的にした人も多いでしょうし、
必然的に、今まであまり使ってこなかったものが目に入ってくるようになったのではないでしょうか。
コーヒー派の私の家に眠っていたもの
私は普段はコーヒー派ですが、プレゼントでお茶を頂くことが多々あります。
様々なフレーバーのティーバッグのセットとか、可愛らしい缶に入った茶葉とか、茶葉とか。
フレーバーティーがあまり得意ではないのですが、ティーバッグはこの機会に飲んでみようと消費。
茶葉でもらったものは、缶で密閉されているため、あまり消費期限とか気にしておらず、
しかも茶葉となると、コーヒーの豆と同じような感じで、より味わってちゃんと飲まないといけないような気がして、なんとなく飲まずに置いてありました。
コーヒー豆が切れそうな時に、何か飲みたいと思い再び目に留まった紅茶葉缶。
そしてなぜか、茶葉とは別に「茶漉し」ももらっており、漉すことはできるけど、ポットがないなーと思ってました。
コップと茶漉しだけで入れられなくはないのですが、茶葉に悪い気がして。。。
せっかく頂いた(きっといい)茶葉なので、
ちゃんと茶葉がお湯で開いて、
適度な濃さで抽出された状態で飲みたいなと思ったときに、
目の前にあったイスラムティーセット⇩
ここにきて本領発揮した我が家のエースです。
完全に飾りとして置いていたのですが、これはスペイン留学時代(学生の頃)に購入したものです。(ドライフラワーは違います)
スペイン南部のグラナダという都市にいたのですが、イスラム文化の影響が色濃く残っているちょっと面白い街です。
イスラム文化では、中庭で休憩を取るときや、客人とお茶を飲んだりする文化があり、グラナダの街にはカフェテリアと別にテテリアというお店もありました。(お茶は"ティー"ではなく、"テ"といいます)
これよく考えたら飾りじゃなくて、本場のだなと思いだし、さっそく洗って使ってみることに。
ほんとになんの問題もなく、ティーポット
持ち手が予想通り熱くなったので、布巾でもちましたが、蓋の上にあるプラスチックは熱い蓋に直接触らないための工夫かもしれません。(お店では持ち手用はなにかあった気がします)
普段紅茶を積極的に飲もうという気がなかったので、きちんと味わうための道具が全て揃っているとは夢にも思わず、思わぬ掘り出し物が見つかった気分です。
物と記憶はセットで
このセットにもう一度ちゃんと目を向けたときに、忘れていた記憶が色々よみがえり、
当時撮った写真のデータも見つけ、
(細かく分類して保存されているわりに、ろくな写真がなくて驚きましたが)
スペインについて、他の話も今後書こうかなと、ちょっと思っているところです。
スペインにもまた行きたくなってきました。
さて、皆さんは家に何か掘り出しもの見つかりましたか?
懐かしのものから、今また使ってみたくなるものなど、ちょっとした"何か"が見つかるかもしれませんよ。