YouTubeやらVoicyやら色々なプラットフォームで情報をインプットしていますが、
時事問題などを取り上げる番組も見ています。
その中でも「ロザンの楽屋」が好きでよく視聴しています。
菅さん(ボケの方)が、みんなが思うようなちょっと疑問に思うことや、
菅さんならでは(?)の少し面白い角度から、最近気になることを取り上げたり、
宇治原さん(クイズの人)が、ニュース番組を見てとか政治家の会見を見てとか、
まさに今起こっている出来事へ、こうした方がよかったんじゃないかという疑問を投げかけ、
お互いに楽屋で話すぐらいのトーンで議論をしていくチャンネルです。
菅さんが急に強めの主張をしたり、宇治原さんを突き放したり、
宇治原さんの好感度下げるようなフリをしたりして、
必ず「笑い」があるので、全然内容も重くならず聴いていられる番組です。
論点も面白く、なるほどそういう考え方もあるのかとか、そうだよねと共感できます。
とても面白く聴いているのですが、ハッと気づいたことがありました。
私が普段このチャンネルを聴いて思っていることは、
面白いとか、なるほどと行った「感想」であって、
問題提起をされているのに、自分の頭で全然考えていないということです。
さらに、憲法ではこうなってますとか、歴史的な経緯でいうと、という話を、
ポジション的に宇治原さんがするのですが、
日本に住んでいながら、日本のこと何も知らない自分に驚愕するのです。
二人が話た内容に“共感”して、あたかもそれが自分の意見であるように錯覚しています。
同意見ということももちろんありますが、
じゃあなぜそう思うのかということは掘り下げていません。
テーマによっては「ん?」と自分の中で違和感があるものもあります。
何か引っ掛かりがあるということは、
自分の中の考えと相違が多少なりともあるということなので、
このテーマについて“自分はどう思うか”、
という視点を持って聴く回も作ろうと思いました(毎回はしんどい)。
皆さんはどうでしょうか、
感情を表す感想や、仕事の作業的なものではなく、
「自分で考える」機会が最近どれぐらいあったでしょうか。