すごくやりたくないという訳でもなく、
これまで頑張ってきて、あと少し頑張ればというところで踏ん張れない、
なんかめんどくさく感じる、
なんてことはないでしょうか。
「いまいちやる気が出ない」からの悪循環。
私は少し前からこの事象に悩むことが何回かありました。
やろうと思えばできるはずなのですが、やろうと思えないのです。
(鬱とか身体の不調とか、そういった話ではありません)
必要に迫られて渋々やり始めるのだけど、思っていた以上に時間がかかってしまう。
時間をかけた分、相手の期待値は上がっている、なんてこともあります。
なんで私は“これ”に取り組めないんだろうな、とちょっと考えてみました。
「いまいちやる気がでない」の原因
実はどうやっていいのかがわかっていない
例えば、私が仕事で実際に体験したことだと…
◉漠然と、資料が必要なことはわかっている。
→でも、どういう構成で書けばいいのかわからない。
◉構成まではラフでなんとなく作れる。
→でも、具体的にどんな数字をエビデンスとしてつければいいのかわからない。
◉相談すべきだということはわかっている。
→けれど、誰に聞いたらいいのか、どう質問をすれば自分が知りたい情報が出てくるかわからない。
なんだか新人のようなことを言っていて恥ずかしいですが…
例えば、日常のことだと…
◉散らかっているので片付けないといけないことはわかっている。
→どこから手をつけたらいいのかわからない。
→→どかしたものをどこに仕舞えばいいのかわからない。
こんな感じです。
「やること」が明確になっていないので、
その事柄に向かい合ってから、必要な道具がどこにあるのか探したり、
そもそも何が必要なのか、道具を前に途方に暮れているような状態です。
「いまいちやる気がでない」の解決方法
やることを明確にする
進め方が見えていない状態なので、
具体的にどういう手順で行うのか、やることを細分化する必要があります。
細かく言語化したり、スケジュールに落としてみることで、
作業内容や不明点などが可視化されていきます。
ルーティーンになるものはフォーマット化する
定期的に行う作業がある場合は、
その都度フォーマットを作成していては時間がかかります。
ベースを作ってそれをコピーして使うようにしましょう。
ベース資料は支給されているけど、
毎回変更や微修正を加えているような資料も同様です。
他にも、定期的に行く場所があれば、
そこに行くときの荷物のチェックリストを作っておくとか、
持っていくカバンを固定して、行く時に必要なものは予め入れておくとか。
仕事だけでなく、日常にも実はこういったことは多々あると思います。
終わりに
考えるべきことが多く、考えるべきことも漠然としていると、
取り組むのに大きなエネルギーを使うことになります。
反対に、やることが明確で、ある程度フォーマット化されていれば、
そんなに強く意志力を使うことはありません。
まずは、ハードルを無くしていくことをしていきましょう。
1日のルーティーンが決まっている人は、
朝からの流れで自然に時間を有意義に使うことができるかもしれません。