植物に囲まれて過ごしたい私の家には、毎年数鉢ずつ増えています。
統一感がなくなるのは嫌なので、闇雲に種類を増やさないようにするというのが基本的スタイルで、
ベランダはコルドバのパティオが理想です。(室内の観葉植物にはルールなし)
とはいえ、植物に興味深々なため、そんな理想はたやすく揺らぐわけでして、
そんな我が家にやってきた植物で、ちょっと不思議なことが起こったので、それをご紹介します。
ミモザ
黄色い小さな花を沢山付け、ドライフラワーやリースづくりなどでここ数年前から人気の高い植物です。
マメ科の植物で、日本ではこの黄色い花を付けるものはすべてミモザと呼ばれていますが、実は数種類あります。
上の写真は、一般的にミモザと認識されているものですが、『フサアカシア』といいます。
似ている種類で『ギンヨウアカシア』というのがありますが、葉がシルバーがかっていて、葉の大きさにも差があります。
元々ミモザとはオジギソウを意味する単語だそうで、確かに細かい葉はオジギソウの葉に似ています。
葉の形状違い
同じように黄色い小花を咲かせるアカシアに、パールアカシアと三角葉アカシアという種類もあります。
我が家にいるのは、こちらのパールアカシア⇩
葉の形状が丸みがあって平たく、色も少しグレーがかっています。
水切れしやすく、葉をすぐ落としてしまい、今年はちょこっとしか花を付けなかったので、来年に向けて改善中。
葉っぱから葉っぱが?
葉っぱを沢山落としつつも、沢山の新芽が出て来ていて、よかったよかったと見守っていたのですが、
よく見ると不思議な葉が…
パールの葉っぱから、フサアカシアの葉??
いろいろ調べてみたのですが、パールアカシアや三角葉アカシアの葉っぱは、葉柄(ようへい)が変化したものだそうです。
葉柄とは、植物において葉身と茎を接続している小さな柄状の部分で、葉を構成する器官の一つである。
Wikipedia
変化したものを偽葉(ぎよう)や仮葉(かよう)というそうですが、剪定することによって、元の羽状複葉が出てくることがあるそうです。
つまり、変化(進化?)したものが元の状態に戻っているということでしょうか。
同じ茎に、容姿の異なる葉が共存している状態、ちょっと面白いですね。
まだ新芽は芽吹いてきたばかりなので、どちらの葉の形状が割合的に多くなるのか、このまま経過を見守ろうと思います。
参考)