今回は、前回に引き続き土の乾燥に強い植物の話です。
おススメの観葉植物は本当にいろいろあるし、もちろん皆さんの好みもあると思うのですが、今回は特徴の異なるものを3つ取り上げたいと思います。
ガジュマル
植物屋さんなら必ずあるといってもいい、ポピュラーな観葉植物の1つです。
幹の部分の太さが物語ってますが、水を貯えるタイプの植物なので、土の乾燥に強いのです。
春夏は生育期なので、水の吸収が早く土が乾きやすいため、乾燥に強いとはいえ気を付けましょう。
栄養や水が足りないと、根っこを幹から沢山伸ばして、どうにか補おうとする印象があります。無数に伸びて土に刺さっている根っこが写真でもよくわかりますね。
大事に育てたガジュマルにはキジムナーという妖精が付くという言い伝えが沖縄にはあるようですよ(古木レベルだけどね)
(参考:過去記事では、ガジュマルを例に霧吹きの方法を載せています⇒植物ある暮らし)
サンセベリア
造花かと疑われるほど、直線的な姿や葉の厚み・硬さが特徴的です。
シュッとした見た目から、モダンなインテリアとの相性がよく、高級車のショールームや大きなオフィスビルのロビーに置かれたりしています。
土の乾燥に強いだけでなく、光がそんなになくても大丈夫な、本当に手間のかからない植物です(寒さには弱め)。
ペペロミア
可愛らしい名前の植物ですが、ペペロミアと言ったらこれ!ということができないくらい種類が豊富で、1000種類以上あると言われています。
少し肉厚な葉が特徴的で、愛らしいフォルムのものが多く、コアなファンが多い植物です。
葉が大きめのものから、少し小ぶりなもの、丸いものや縦長のものなど色々あるので、同じように水を控えめに育てる種類の植物と寄せ植えすると、グリーンだけの色味ですが、華やかさも存在感もでます。
ザミオクルカス
アイキャッチ画像でずっと登場していましたが、漸く紹介できます。
筒状に伸びてきて、ほどけるように葉が開く、面白い植物です。
葉の緑が本当に美しいです。
日影が好むと思ってましたが、日が好きな植物のようです。うちのザミさんの育ちが悪いのはこのせいかも…
毎年、冬場は生きた化石かと思うほど動きがないのですが、今年もしっかり新芽が出てきました。
セラミス植えのザミオクルカス(セラミス植え)
左側と中央根元のとんがったのも新芽
大きな変化は少ないですが、根っこの発達が良く、油断していると鉢の下から根っこが飛び出しているなんてこともあるので、チェックを忘れないようにしましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか。
他にもまだまだ紹介したい植物は沢山ありますが、土の乾燥に強いという観点であげさせてもらいました。
お部屋に植物を置くきっかけになれば嬉しいです。
では、また