今日は植物と接していて、気付いたことについて書こうと思います。
我が家の観葉植物の中には、2015年に吉祥寺の雑貨店で購入したガジュマルがいます。
ガラスの器にハイドロカルチャーで植わっていた小さなガジュマルでした。
買った当初はまだ育て方がよくわかっておらず、ただ水をあげていただけ(途中、カイガラムシにやられる)
そこから植物の知識が付いて、植え替え・メンテをして…とやったら5年後の現在の姿⇩
植物は自分自身を大きくするために、根を発達させます。
根が発達すれば上に大きく伸び、光を得られる範囲を広げられます。また、より沢山の栄養を運ぶために幹も徐々に太くしていきます。
できるだけ伸びた末端に栄養を運びたいので、根から吸収できる栄養量が少ない場合は、下の方にある葉や枝を不要と判断して、枯らして落とします。
成長するスピードはその植物がいる環境によってもちろん異なるし、根が短いタイプもいたりしますが、
大きくなりたいという植物のエネルギーは驚異的で、硬プラの鉢も割るほどの力があります。
成長に貪欲で、自分の成長のために限界までの努力をし、優先順位付けをして不要なものは削ぎ落していく
利口で努力の人(木)です。
人間(私)みたいに、成長したいけどサボってしまう、なんてことをしない植物たちの生き様を見ていると、
私も頑張ろう!!といより、
とても敵わないので、全力でサポートさせて頂きます!!
という裏方に回ってしまうところに、自分の性質を見るのでした。
余談ですが、
沖縄に伝わる、ガジュマルにはキジムナーという精霊が宿るという話を聞いて、いつかキジムナーが来ないかしらと思っていたら、
古木級の話だそうです。私が死んだら、沖縄の知人の家の庭にでも植えてもらおうかな。