この1ヶ月、沢山のオンラインイベントに参加しました。
まとめて挙げようかとも思ったのですが、長くなりそうなので何回かに分けて書いて行きたいと思います。
今回はその序章として、触りだけ。
コロナの影響によるオンラインへの移行
コロナの影響で様々なイベントが中止・延期になり、徐々にオンラインで行われる運びとなりました。
最近では対策をきっちり行って、リアルを再開するところも出てきましたが、
演劇やコンサート、カンファレンスや講演会などなどが、
オンライン開催の宣伝をしているのを見かける方も多いのではないでしょうか。
9月に参加したオンライン〇〇
イベント業界に属しているので、他の人よりも興味が強いといういのもあり、
オンラインでどこまで人を楽しませることができるかというところに注目しました。
今月私が参加したイベントはこちらです⇩
- オンライン宿泊
- オンライン公開練習
- オンラインファンイベント
- オンライン公演
こちら、随時内容についてアップしていきたいと思います。
注目していた点
「イベントをオンライン化することで、顧客はどういった体験ができるのか」というところに大変興味がありました。
つまり、主催者側が何をすれば、その体験価値を提供できるのか。
イベント開催側からしたら、この視線もって参加してくる人がいるとわかったら、すごく嫌だろうと思いますが(笑)
一旦、今月行われるもので興味があるものには全部参加してみました。
共通点
先に感想を言ってしまうと、参加したイベント全て満足しています。
前提として、もともとファンだったり好意的に見ているもののイベントではあったのですが、
それを除いても、コロナが落ち着いた後もリアルと並行して続けて欲しいと思うほど、
顧客満足度が高いです。
要素としては、
- オンラインの良さの活用
- リアル体験価値の提供
- リアルに繋がる導線の提示
こんなところでしょうか。
特別凄いことはしておらず、些細な仕掛けだったりするのですが。
顧客の目が肥えて行く
舌が肥えるのと同じように、オンライン〇〇を色々体験している今の世の中、
私も含め、参加者の目が肥えて行っていると思います。
なので、個人ならまだしも企業で何かやる場合の、
ハードルはどんどん上がっているのかもしれません。
コンテンツの中身は言うまでもなく大事なのですが、
その見せ方というのは、最低ラインになってくると思います。
カメラやマイクに投資できなかったり、
リアルタイム性を活用できない配信は、見てもらえない可能性がでてきます。
実際にあった残念なオンライン受注会
(よく考えたら、これも今月体験したオンライン〇〇でした)
雑貨を扱うお店が、卸の会社担当者に繋いで新商品説明を行っていたのですが、
開始数分で見ているのが辛くなりました。。。
- 固定カメラで商品紹介なのに細かいところが見えない
- 背景と同化している
- マイクが声を上手く拾えていない
- 台本の棒読み
せっかくいい商品なのに、伝わらないし、視聴側のストレスが蓄積されていきます。
凄い精巧な機材を揃えたり、スタッフを沢山揃えなくても、
十分工夫できることなので、本当にもったいなかったです。
オンラインで配信することがゴールではない
ただ単に、オンラインで配信すればいいという考えがあるのかもしれません。
自分たちがこの集客が難しい中で「何を伝えたいか」が大事で、
オンライン配信はその手段です。
伝えたいことをきちんと伝えられるように、何が必要なのか
ここに、もう一度立ち返らないといけないですね。
イベント行う際のこの視点、忘れないようにしよう身が引き締まりました!
次回へ
序章が思いがけず長くなってしまいましたが…
オンライン〇〇の体験記は次回から書いていきたいと思います。
では、また