視覚情報に気を付けて

image_eyes 日記

みなさん、自分の目で見ている情報をどれだけ信じていますか?

視覚・嗅覚・触覚・味覚・聴覚の五感の中で、視覚から得ている情報は8割以上と言われています。

8割というと、ほぼ目からの情報しかないような気がしますが、

実際、視覚から入ってくる情報に音や温度、味・香りを付加して、様々なことを認識しているはずです。

例えば、自転車で走っているときに、背後や脇道の方から車の音がしたら、『車が出てくるかもしれない』と注意するはずです。

初対面の人の外見は視覚情報として先行して入ってきますが、声の高さや大きさ、話し方でその人のキャラクターがより強く印象に残ると思います。

視覚情報が間違っている場合とは

とはいえ、最初の判断は視覚でする場面は多くあり、その場合にご認識してしまうという危険性があります。

パターンとしては2つで、

目で見たもので脳がだまされてしまう場合と、

脳が視覚情報を制限している場合です。

視覚情報で脳をだますというのは、

たとえば、色の名前を文字で記してあるときに、その色を異なるものにすると、瞬間的に色を先に認識するので、文字を読むのに一瞬躊躇するなんてことがあります。(例えば、「赤」という字が緑色で書かれている場合など)

トリックアートも視覚情報で脳をだましています。

脳の思い込みが視覚情報に作用するというのは、

「もう出ないと電車に間に合わな!」という時に、鍵がいつもの場所になく、

必死に探すも見つからず、諦めて次の電車にしようと思ったら、なんども見たはずの場所に鍵があった、なんて経験ありませんか。

また、現代はPCやスマートフォンなどデジタル機器を見ていることが多いため、眼精疲労や脳疲労が起こり、そういったことから視力に影響していると言われています。

焦っているときや、疲れているとき、思い込んでいる状態などでは、脳の方が視覚から得られる情報を取捨選択しているんですね。

身近にあった事例

atlas_置物と

うちの愛犬は、動物型の置物に高確率でひっかかります。

犬の嗅覚は優れているという話を疑い始めています。

   

別の場面では、散歩しているときに、おばあさんが大きなゴミ袋を抱えて前を歩いていて、

ゴミを捨て終わって振り返ってからうちの犬に気付き、

「かわいいねぇ~こっちおいで!!」とすごい歓迎ぶりを見せてくれました。

うちの犬は人見知りなので、呼ばれているのはわかっているのですが、フリーズ状態。

すると、おばあさんは、かがんで両手を広げ、

     

「ほら、じいちゃんとこおいで!!」と。

     

じいさんでしたね。

視覚からの情報だけでは判断しにくいこともあるので、皆さん十分気を付けてください。

(この話がしたかっただけ)


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