植物回です。
梅雨時期は湿気がありつつも実は土は乾いていて、
夏場は日差しで土が乾きやすくて、
などという理由で水切れが発生しやすい時期です。
春と秋は風が強いし、外で暮らすって大変なことですよね(いきなりしみじみ)
さて、今回はうちのベランダにひっそり住み着いて、定住しようとしていた植物のお話です。
室外機の脇のデッドスペースで仮住まい
ベランダの構造上、排水溝側にある室外機の裏は鉢植えの土が飛んだり枯れ葉が溜まりやすくなる場所です。
時々掃除するのですが、掃除用具とスペースのミスマッチがある(という言い訳)ので、常にちょっと溜まり気味なスペースです。
ある日、室外機の横に緑のものを発見。
(雑草がこんなところにも生えてるな、さすが雑草魂)
ぐらいに思って、放っておきました。1本だけだし。
土が溜まっていると言っても、薄くであって根を張れるほどでもないので、そのうち枯れるだろうと思っていました。
あれ?育ってる?
どれくらい経ったか覚えていないのですが、ふと見たときに背丈が伸びていて驚きました。
さすが雑草だなと(笑)
その1本の雑草(だと思っていたもの)の健気さに、なんか抜く気になれず、
でも雑草だと思っているので、さほど観察もせず、再び放置。
ただものではない風貌に
那須旅行から帰ってきて、植物達水切れしてないかなと見回っていたところ、
雑草(だと思っていた)の風貌がただ物ではない感を醸し出していました。
ひょろひょろだったのに、ずいぶんと肉厚に、そして…葉っぱの先に小株が…
これ、もう絶対多肉植物系だなと思って、グーグルレンズでリサーチ(ようやく)
すると、子宝弁慶草のというカランコエの種の特徴が該当しました。
正式な居住者として迎え入れ
正体がわかったので、ちゃっかり植え替え。
葉の先端をよく見ると子株が複数ついています。
実は、多肉植物を育てるのがあまり上手くないのですが、大事に育てて経過を見ていきたいと思います(雑草扱いからの格差)
しかし、植物って面白いものですね。
頑張って世話したものが枯れたり、何も手入れしていなそうなところにある植物が毎年花を咲かせていたり、今回のように何かにくっついて最低限の資源でどんどん繁殖するものもいたり。
ちなみに、面白くて眠れなくなるシリーズに植物学もあるので、興味のある人は手に取ってみてください⇩(私は眠れます)