コロナの影響で、貯まったマイルが使えずしょんぼりしている私です。
さて、今回は『Travelling without moving』のご提案です。
「動かない旅」という矛盾したような言葉ですが、withコロナという状況下だからこそ、
想像力(空想と妄想)をめいっぱい使ってみましょう。
お勧めのTravelling Without Moving方法
①ラジオでTravelling Without Moving
J-wave(81.3)に実は同名のラジオ番組がありまして、まずはそちらをご紹介します。
毎週日曜の夜8時からの放送で、アプリradikoを使えば、1週間前までの放送も聴くことができます。
ラジオパーソナリティーは、野村訓一さんという、声もしゃべりも渋いおじさんです。
多方面でマルチに活躍されており、世界50ヵ国を旅した経験を持ち、世界中に友達がいて(もちろん有名人も)、音楽にも精通している方です。
野村さんの旅の思い出や最近の出来事からリンクして過去にあった体験などを語ったり、その時聴いていた音楽の話がでてきたりして、リスナーはその話や音楽を聴きながら、その情景を思い浮かべています。
リスナーからの旅の思い出話も紹介され、野村さんの旅の記憶とリンクしたり、
時には、リスナーからの人生相談や恋愛相談についても応える展開にもなる、面白い番組です。
この番組には、一度かけた楽曲は流さないというルールがあり、リクエストが来ても、野村さんセレクトで違う人が歌っているバージョンでかけたり、他にお勧めの曲をかけたりするので、音楽の幅が広がりますし、バックで流れていて心地いいような音楽が多いので、気に入る曲が見つかるかもしれません。
皆さん経験したことがあると思いますが、記憶と五感の結びつきというのは、無意識下でとても深く、その時かいだ香りや、その当時よく聴いていた曲で蘇る記憶があると思います。
良いものばかりではないかもしれませんが、そのころの自分がいての今の自分なので、それも一瞬の記憶の旅として楽しんでみてください。
②本でTravelling Without Moving
旅行や観光本など沢山ありますが、現地の様子によりフォーカスした本がオススメです。
まずは、ちょっと古いですが、NATIONAL GEOGRAPHIC が出しいる『世界の市場めぐり』をご紹介します。
取り上げられている内容は、その国の市場の特徴や、市場で見つけたものが紹介されているのですが、写真が豊富でとても見ていて楽しくなります。
市場で働いている人、市場に訪れている人の様子など、リアルな様が映し出されているし、
アフリカ・ヨーロッパ・アジア・アメリカで分かれているのですが、その国や地域によって特徴的な『色』にも気づくと思います。
アフリカの人が着ている服の鮮やかさには、目を奪われますよ!
もう一冊お勧めとして、ニューヨーク州のブルックリンにフォーカスした本を載せておきます。
この本のように、1つの地域を取り上げて、お店の紹介だけでなく、
その地域で今注目されている取り組みや、街の人が語るその地域の特徴、
新しいことにチャレンジしている人の紹介などが載っているような、
観光だけでなく、もう一歩踏み込んで見ることができる本は、現地の様子をより想像しやすくなると思うのでお勧めです。
さぁ、週末の夜にひっそりと
先の読めない時代になったと言われる今日、生きているうちに、いったいどれだけの国・場所に訪れることができるでしょうか。
実際に現地に行って体感するのが一番ですが、それができない時は、
人間が持っている素敵な能力である『想像力』を使ってみましょう。
特に、週末の夜など少しまったりした時間に、
行ってみたい場所のお酒や食べ物をつまみに、ラジオを聴いたり写真を見ながら、動かない旅に出てみてはいかがですか?