今週は会社用PCを使って企画資料を作成していました。
わかりやすくするための手段として、活字以外の要素を入れていますが、イメージの写真やイラストを集めて、組み合わせるという、この作業が意外と時間がかかります。
企画書の構成、大まかな文章内容、各ページ内構成ができ、視覚的説明としての素材集め・加工までして、金曜日に一気に仕上げるつもりでいました。
そして迎えた金曜日、PCの様子がおかしい…再起動を試みたところ、シャットダウン中(処理中)のマークのまま動かなくなりました。
詰んだ
状況を一度上司に報告。
『全ての状況において、全ての資料はクラウドに逐次保存せよ』
と脳に刻んで、萎えながらも自分のPCを開きました。
幸い、紙にページ構成などは書いていたし、素材を集めた先も覚えているので、前日の作業まではできそうでしたが…
もう一つの障害が…
仕事ではMacを使用していて、私物PCはWindowsです。
資料作成もここ数年Macで行っているので、久々のWindowsではショートカットキーとか、PowerPointのちょっとした仕様の違い、英語とひらがな入力の切替すらネックになりそうな…
ただでさえ時間がなくて、やる気はどんどん低下…
していたはずでしたが、
気が付いたら状況をとても楽しんでいる自分がいました。
Windows自体の機能やPowerPointの機能は、これまでは特に気にせずに使っているものや、
我流でそのままのものだったりするものがばかりでうが、それがOSが変わったことで調べると、
windowsでの使い方がわかるだけでなく、新しい機能を知る機会にもなり、自分のなかで知識がアップグレードされている状態が楽しくなっていました。
結局、現状の就業が半日勤務なので時間内には終わらず、週末の宿題になってしまったので、状況としては良くないのですが、ふてくされて嫌々取り組むのではなく、楽しめているだけ良しとします。
たぶん私は、新しいことを知ることに興味関心が強く、機械に強いわけでもないのにガジェット好きだったりもするので、それになぜかWindowsとPowerPointの操作がひっかかったのだと思います。
自分が知りたいと思う欲求、つまり好奇心を味方に
思い返せば、好奇心で動いていることがけっこうあります。
今の仕事に就いているのも、ある意味好奇心が働いた果てでもあるのですが、
他にも、雑誌でたまたま見かけた宣伝の写真に惚れ、調べたら有名な写真家の作品で、しかもちょうどその時写真展が山梨の美術館で開催されていて、すぐ予定を立てて行ったり、
良く通る道にある入りずらい雰囲気しかないお店に飛び込んでみたり、単身で泊まり込みのボランティアに行ってみたり、
ネットで募集されている社会人サークルのイベントに参加してみたり...
でも社交性が高いわけでもなく、コミュニケーション能力が高いわけでもありません。
親友に「積極的な人見知りだよね」と名付けられて、言い得てるなと思いました(笑)
好奇心のおかげで、大人になってからの友人も多く、色々な経験ができているので、結果的に良かったことばかりです。
その反面、嫌いなものはシャットダウンしがちなので、そこにうまく自分の好奇心が働きそうなものを組み合わせられないか、今後は考えてみようと思います。
「好奇心」は誰もが持っているものだと思います。
何に強く反応するか、その振れ幅に違いがあるのだと思います。
皆さんが最近、好奇心を強く抱いたことはなんですか?
今日は、Gregory Porterの「Movin’」を聴きながら。