植物のある暮らし ~土で育てる?土以外で育てる?~

シマトネリコと青空 日記

観葉植物をメインに、色々な植物が我が家には住んでいます。

大きな鉢で買うということは、賃貸のアパートなのでまずないのですが、

小さな苗から買って大きく育てるというのは、趣味のようにやっています。

今回は植え替え時にちょっとした実験(?)をしたので、その経過をご紹介します。

gardening

半年前だったと思うのですが、シマトネリコの植え替えをしました。

シマトネリコについて、ちょっとご紹介すると…

日本(沖縄)、中国、台湾、フィリピンなど、比較的暖かいところを原産国とする常緑の植物です。

幹は細いですが、通常1本でというより数本が立ち並んだ状態で売られています。

小さな葉が規則的について、少し広がりを持って上に伸びていきます。

日差しが好きな植物で、成長スピードも比較的早く、耐暑性も強いことから、

戸建てのシンボルツリーとして植えている家庭もよく見かけます。

シマトネリコとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
シマトネリコは、トネリコ属では数少ない常緑樹です。美しい小葉が規則的に並ぶ奇数羽状複葉から降り注ぐ木もれ日が、涼しげでさわやかな印象を与え、人気を呼んでいます。5月下旬から7月にかけて、枝先に小さな白花が房のように咲き、やがて結実して白色の...

別々に植え替えてみた

さて、うちにいるシマトネリコも例に漏れず、数本の幹が一緒になっているもので、

水耕栽培のミニ苗ポットで購入したものが、順調に成長していました。

そんなシマトネリコを植え替える時に、

数本はそのままセラミス(水耕栽培用の土がわりのもの)植えにし、

数本は土に植え替えました。

ちなみに、セラミスはハイドロカルチャーのようなもので、室内園芸用の用土です。

https://amzn.to/3qgCdN4

手が汚れず、保水性・通気性もよく、洗って繰り返し使えるので、エコな資材です。

結果はというと…

植物 土かセラミスか

こんなに違いが出ました!

高さを揃えたら同じではないかと疑われるかもしれませんが;

幹の太さも、葉の茂り具合も全然違います。

耐寒性は低いのですが、外で土植えにした右側の方がずっと強く成長しました。

一方、セラミス植えで室内で育てたものは、日差しは良く入る窓辺でしたが、

ひょろっとして、葉の付き方もちょっと元気がありません。

成長差がでた要因は?

日差しの強さなどもあるかもしれませんが、一番は「栄養分」です。

土にある栄養素を取り込み、水と日差しとでグングン育ちました。

一方、セラミスは基本的に栄養分はありません。

セラミスなどの水耕栽培で育てる場合には、専用の液肥や活力剤を与える方が育ちはいいと思います。

(今回の期間、与えなかったわけではないのですが、思い出したら与える程度だったので…)

ちなみに、土植えのは土の養分以外にもちょっと栄養与えてまして…

以前も紹介した土母(どうも)と言う活性剤を与えていました。

どう育てたいか

シマトネリコなど、日差し大好き系の植物は外で育てた方が成長にはいい、というのはありますが、

大きく育ちすぎては困る場合などは、根っこの長さと枝葉の調整をしたり、

室内観葉植物であれば、セラミス植えにするか土植えにするかで成長スピードは変わります。

置く場所に合わせて、植物の育て方も検討してみてください。


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