ちょっと前に、同タイトルの記事を書きましたが、今回は番外編ということで、ラフな感じで書きたいと思います。
ニューヨークでのリアル体験
さて、私は小中高とバスケ部に所属しており、今でも趣味程度ですが社会人仲間と時々バスケットをしています。
プレーヤーとしてのバスケはずっと好きで、観る方になかなか興味が持てなかったのですが、数年前から日本のプロバスケに興味を持ち始め、今では男子のプロリーグであるBリーグのサンロッカーズ渋谷の大ファンです。
そんな感じなので、NBAのバスケについては知識ゼロなのですが、本場アメリカに行ったときがちょうどNBAシーズンで、
せっかくなので、時間が空いていれば生で試合を観たいと思い、当日の一番安い席のチケットを買い、一人でマディソンスクエアガーデンに出向きました。
選手は小指の大きさ程度にしか見えませんが、アリーナのサイズ感と日本ではあり得ないほどの観客の入りと、日常的に試合を楽しんでいる人々の様子、会場の空気感、全てが刺激的でした。
【Brooklyn Nets vs New York Knicks : December 8, 2018】
ディスプレイの勉強で街中を歩き回っていたのでクタクタでしたし、一緒に行った人の中でバスケに興味を持ってくれる人もいなかったので一人でしたが(笑)、本当に行ってよかったと思えたリアル体験です。
スポーツを近距離で観るというリアル体験
Bリーグでもチーム専用のアリーナを持っているところもありますが、サンロッカーズ渋谷のホームは青山学院大学の体育館です(他には錦糸町の区の総合体育館)。
2階席といえど、肉眼ではっきり見え、スピード感や迫力のあるプレーを十分に楽しむことができます。
さらに、もっと近い席となると、1階席、コートサイド席、選手ベンチ横の席などがあります。
2階席でも十分楽しめるのですが、ちょっと奮発してコートサイド席で試合を観てみることにしました。
結果…興奮が2階席の比じゃなかったです。
同じグランドレベルで試合を観るのは、正直反対側のゴールの方は見えづらかったりもするのですが、選手のプレーを間近に観ることができるので、
そのスピードやテクニック、ボールがないところでの2m越えの選手同士の争い、コミュニケーションの声まで聞こえます。
ましてや好きなチームなので、鳥肌なんてものではないのです。
バスケットは特に、他のスポーツよりコートも小さく、スピード感のある競技で、さらに接触プレーも多いので、迫力という面で、観客を引き込む要素が強いと思います。
この感覚は、どんなにVRなどのデジタルが進化しても、映像はリアルを超えられないだろうなと思います。
映画館並みのシステムでパブリックビューイングはありだと思いますが、観客との一体感、会場が揺れるような盛り上がり、緊迫のシーンなどは、その場にいてこそで、全集中するからこそ、試合後に疲れが来るのでしょう(笑)
現地に行けないために映像で観る、それをよりリアルにするというのは賛成ですし、
観戦するスポーツのルールをよく知らない場合などは、解説のある映像の方が楽しめることもあると思います(ラグビーがそうでしたよね)。
しかし、映像では味わえないリアルの価値体験として、是非試合が再開したら、1度会場に足を運んでみて下さい。